
Lagar de Besada ラガール・デ・ベサーダ リアス・バイシャス
ラガール・デ・ベサーダの始まりは1988年のD.O.リアス・バイシャスの誕生と同じ時期にワインの生産を開始しました。リアス・バイシャスの5つのサブゾーンの中でも最も重要かつ上質なアルバリーニョが育つ「ヴァル・ド・サルネス(サルネス渓谷)」の中心に所在し、細心の醸造工程にて品質の高い個性あるワインを作り出しています。
ラガール・デ・ベサーダは家族経営の小規模生産者です。1988年、D.O.認証と共に最初に加盟した生産者の一つで、家の小さなガレージで始まりました。
土地への敬意、ブドウの綿密な選果、きめ細かい醸造工程、時間の経過への感謝、そして謙虚であること。これらがラガール・デ・ベサーダのスタイルを形成する要素です。
ガリシアのワイン産地の中心で40年以上にわたってワイン造りの伝統を守り続けてきました。
目先のビジネスに走って醸造工程を早めたり、人的介入を多く行うことはせず、最小限の介入にとどめ、そしてワインにとって必要な時間を尊重し、ブドウやワインにプレッシャーをかけないよう常に配慮をしています。
ブドウ畑はサルネス渓谷全域に点在しており、この地域の典型的な 「ミニフンディオ・ガレゴ (ガリシアの小規模農家)」と呼ばれる小さな区画にあります。
葡萄畑ではこの地方の伝統的なブドウの樹の仕立て「棚仕立て」を行なっており、これは葉の日当たりを最適化し、果実の風通しを良くする仕組みです。ブドウの房は小ぶり、早熟で樹勢は中程度。ブドウの実も小粒です。ワインは黄金色と緑色の色調を持ち、デリケートな花と果実のアロマを放ちます。



ラガール・デ・ベサーダは長年にわたり、テロワールへの愛情、蓄積された経験、ワインへの情熱を見事に融合させて土地の豊かさを忠実に反映した上質なアルバリーニョを造り出してきました。最近では英国の著名なワイン誌、「デキャンタ」にて2023年に発行された誌面内のアルバリーニョ試飲記事にて、出品した2品が137種類の中から堂々のトップランク(2位と同率4位)に選ばれました。または日本での品評会でもベスト白ワインに選ばれた過去もあります。
数十年の経験と仕事への情熱を持つ熟練したチームが生産するアルバリーニョ、そしてワインの1本1本がリアス・バイシャスの持つ個性を見事に表現しています。
マリア・シネイロ
1990年代、家族の末っ子であるマリア・シネイロは、ワイン醸造学を学ぶためにマドリードに移り住み、その後国境を越えてワインの世界を探求したいという思いからフランスに渡りブドウ栽培とワイン醸造学を学ぶ。スペインに戻り様々な研究プロジェクトに参加、各ワイン産地で研修を続けた。段階を経てマリアはラガール・デ・ベサーダに参画し現在に至る。
ダヴィド・バレステロス
ワイン醸造家の家系に生まれ、ブドウとワインが大切に扱われる環境で育った彼は醸造所の特徴やニュアンスを熟知する能力に長けており、すべての工程に細心の注意を払ってそれを反映している。ワイン醸造学の学位を持つダヴィドは、地元品種であるアルバリーニョのポテンシャルを高く評価しており、マーケティングとプロモーションにも熱心に力を入れています。

